たしざんについて考える - 欲しいのはあなたの愛だけなのよ!
2004年7月17日
なんだか難しい話が続いてしまった気がするので、気楽な話にしましょうか。「たしざん」のお話です。あ〜、ほっとしますね。足し算、って言っても、説明することなんか何もなさそうですもんね。
1+1=2。
3+4=7。
あ〜、当たり前ですね。俺は今から何を言おうとしてるんでしょうか(笑
では、足し算をはじめて習った時の事を思い出してみましょう。きっとこんな風に言われましたね。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがりんごを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつりんごを持ってるかな?」
答えはもちろん、3+4=7ですね。言うまでもありません。
では、問題がこうなるとどうでしょうか。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがバナナを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつりんごを持ってるかな?」
はいはい、と、「3+4=7だから答えは7!」って言うと間違いですよね?これは引っ掛け問題で、答えは3。パパ意地悪しちゃいました。りんごの数はバナナをいくつもらっても変わりません。
じゃ、こう変えてみましょう。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがバナナを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつフルーツを持ってるかな?」
これだと、答えはまたも3+4=7ですね。
さて、今回のお話の鍵はもう出てますよ。鍵を無くすと悲惨ですからね、落とさないようにちゃんと握っときましょうね。その鍵は今後のお話でも使いますからね。
では、3+4から数字を無くしてみましょう。その代わりに、言葉を使います。
1個目の問題は、
(りんごの数)+(りんごの数)=(りんごの数)
ですね。
2個目の問題は、
(りんごの数)+(バナナの数)=(りんごの数)
をしようとして、この足し算は間違いだと気付きましたね。
3個目の問題は、りんごもバナナもフルーツだから、
(フルーツの数)+(フルーツの数)=(フルーツの数)
ですね。
さて、上の3つを見てみると。(同じ種類)+(同じ種類)=(同じ種類)の時しか足し算が成り立ってないですね。
これ、実は足し算の本質です。足し算とはそういうものなんです。
簡単な足し算を、あえて厳密に言葉で言いましょう。
「足し算は、同じもの同士でしか計算できず、その答えも同じものになる。つまり、同じ単位同士でしか計算出来ず、計算結果はやはり同じ単位で表される。」
数字だけ見てると分からないことですよね。でもこれが足し算の成り立ちです。「対象じゃないものを足しても意味ないよ」ってことですかね。ん〜、相変わらず文章力ないなぁ・・・。
余談ですが、3つ目の問題で「りんご・バナナ→フルーツ」へと置き換えられてますね。これは一体どういうことでしょうか?よかったら、この置き換えの意味を考えてみて下さい。「勉強」の本質へと突き進んで行けるかもしれません。
さらに余談ですが、引き算は、足し算の方向が逆に向いたもので、本質的に足し算と同じです。単位が違うもの同士は引いても意味ないよ、と。例を考えるのは宿題とします(笑
この概念を理解できてると、例えば物理のテストなんかでどんどん混乱してきて「加速度+速度」なんて式を書いたりしないですむんですよ。公式を覚えたりするのも単位中心に考えれば分かりやすくなりますしね。そんなテストなんて二度と受けることないと思いますけどね、僕は(笑)
でもこういう事を教えてくれる先生がいないから(感覚的には当然みんなが理解しててもね)算数や物理が怖くなるんじゃないか、と思ったりもします。
「で?だから?それが実生活で何の役に立つの?」とか言わないで下さいね。これは数学の世界から外へ飛び出しても成り立っちゃう理屈かもしんないですよ。
「欲しいのはあなたの愛だけなのよ!」
っていうせりふの意味が、数学的に(?)説明できちゃいますね(笑
どんなプレゼントをもらっても、それは彼女の求めるものに対して足し算にならない、と。彼女が(足して)欲しかったのは、「愛」だったんですね。彼氏ちゃんと気付いてあげないと〜(笑
なんか突っ込みどころの多い微妙なオチですが、まぁいいや(笑)
では宿題。
「100円+10ドルは計算できるの?」
どうでしょうね?一見すると単位が違うから出来なさそうですけど。答えは[HOME]のBBSか、あなたの頭の中へどうぞ(笑
それではみなさんまたいつの日か!
次はかけ算で会いましょう(本当か?
1+1=2。
3+4=7。
あ〜、当たり前ですね。俺は今から何を言おうとしてるんでしょうか(笑
では、足し算をはじめて習った時の事を思い出してみましょう。きっとこんな風に言われましたね。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがりんごを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつりんごを持ってるかな?」
答えはもちろん、3+4=7ですね。言うまでもありません。
では、問題がこうなるとどうでしょうか。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがバナナを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつりんごを持ってるかな?」
はいはい、と、「3+4=7だから答えは7!」って言うと間違いですよね?これは引っ掛け問題で、答えは3。パパ意地悪しちゃいました。りんごの数はバナナをいくつもらっても変わりません。
じゃ、こう変えてみましょう。
「太郎君はりんごを3つ持ってました。花子さんがバナナを4つ太郎君にあげました。さて、太郎君はいくつフルーツを持ってるかな?」
これだと、答えはまたも3+4=7ですね。
さて、今回のお話の鍵はもう出てますよ。鍵を無くすと悲惨ですからね、落とさないようにちゃんと握っときましょうね。その鍵は今後のお話でも使いますからね。
では、3+4から数字を無くしてみましょう。その代わりに、言葉を使います。
1個目の問題は、
(りんごの数)+(りんごの数)=(りんごの数)
ですね。
2個目の問題は、
(りんごの数)+(バナナの数)=(りんごの数)
をしようとして、この足し算は間違いだと気付きましたね。
3個目の問題は、りんごもバナナもフルーツだから、
(フルーツの数)+(フルーツの数)=(フルーツの数)
ですね。
さて、上の3つを見てみると。(同じ種類)+(同じ種類)=(同じ種類)の時しか足し算が成り立ってないですね。
これ、実は足し算の本質です。足し算とはそういうものなんです。
簡単な足し算を、あえて厳密に言葉で言いましょう。
「足し算は、同じもの同士でしか計算できず、その答えも同じものになる。つまり、同じ単位同士でしか計算出来ず、計算結果はやはり同じ単位で表される。」
数字だけ見てると分からないことですよね。でもこれが足し算の成り立ちです。「対象じゃないものを足しても意味ないよ」ってことですかね。ん〜、相変わらず文章力ないなぁ・・・。
余談ですが、3つ目の問題で「りんご・バナナ→フルーツ」へと置き換えられてますね。これは一体どういうことでしょうか?よかったら、この置き換えの意味を考えてみて下さい。「勉強」の本質へと突き進んで行けるかもしれません。
さらに余談ですが、引き算は、足し算の方向が逆に向いたもので、本質的に足し算と同じです。単位が違うもの同士は引いても意味ないよ、と。例を考えるのは宿題とします(笑
この概念を理解できてると、例えば物理のテストなんかでどんどん混乱してきて「加速度+速度」なんて式を書いたりしないですむんですよ。公式を覚えたりするのも単位中心に考えれば分かりやすくなりますしね。そんなテストなんて二度と受けることないと思いますけどね、僕は(笑)
でもこういう事を教えてくれる先生がいないから(感覚的には当然みんなが理解しててもね)算数や物理が怖くなるんじゃないか、と思ったりもします。
「で?だから?それが実生活で何の役に立つの?」とか言わないで下さいね。これは数学の世界から外へ飛び出しても成り立っちゃう理屈かもしんないですよ。
「欲しいのはあなたの愛だけなのよ!」
っていうせりふの意味が、数学的に(?)説明できちゃいますね(笑
どんなプレゼントをもらっても、それは彼女の求めるものに対して足し算にならない、と。彼女が(足して)欲しかったのは、「愛」だったんですね。彼氏ちゃんと気付いてあげないと〜(笑
なんか突っ込みどころの多い微妙なオチですが、まぁいいや(笑)
では宿題。
「100円+10ドルは計算できるの?」
どうでしょうね?一見すると単位が違うから出来なさそうですけど。答えは[HOME]のBBSか、あなたの頭の中へどうぞ(笑
それではみなさんまたいつの日か!
次はかけ算で会いましょう(本当か?
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